|
[ 文庫 ]
|
狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)
・日日日
【エンターブレイン】
発売日: 2005-06-01
参考価格: 672 円(税込)
販売価格: 672 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・日日日 ・x6suke
|
カスタマー平均評価: 4
良かったですw 少し荒いですヵ゙自分的には結構面白かったですw
パクり小説 話は面白いですよ。この作品大嫌いですけどね。キャラ、セリフ回し、この作品の殆どが、どこかの作品で見たようなものばかり。言ってしまえば個性がある作品に見えて、実はまったく個性がない。例えば醜い顔を隠すために般若の面を被るのってもろ「るろ剣の般若」だし、毒舌の猫耳娘で幼児にしか見えないけど実は成人って「デジキャラットのデジコ」だし…。狂華のセリフ回しだって「されど罪人は竜と踊る」っぽい。他にもパクり?って思われる部分がありすぎる。そりゃ、これだけアニメや漫画やラノベがあれば、どこかで被ることもあるけどさ、これはあまりに酷すぎ。パロってるわけでもなさそうだしね。もはや作品が面白い、面白くない以前の問題。 原作とは別物ですね。 これはこれで大変面白いんですが、月香の寿司の食べ方が違うのは個人的にショックでした。 。 面白い。でも荒いです。
キャラ含めた設定は面白いし、会話も軽快で読ませるのですが。
内容に関して、まず導入の一冊目でやるネタかという事、
またそのネタの描写が文量の割りに甘く、
アレ?という感じで進んでいってしまう事。
特に家族愛という言葉、過程が無いのでとても上滑り。
正直、役者を家族だけに限定して一冊書いた方が良かったのではと思います。
ラノベ作家としての地の文を書く技術は結構にあるみたいですが、
物語を作るという部分ではまだまだみたい。
もっと上手く料理できただろうと思うのですが、まだ一冊目なので後に期待。 面白いです 日日日の小説を読むのは3冊目ですが、各タイトルで本の持つ雰囲気が全く違います。
これだけでも凄い。
狂乱は色物小説というか、バラエティ豊かというか。
特別面白かったと言う事は無いけど、1巻で解決していない伏線も結構あるし
続き読んでみようかなぁと思います。
|
|
[ 文庫 ]
|
狂乱家族日記 拾壱さつめ (ファミ通文庫)
・日日日
【エンターブレイン】
発売日: 2008-11-29
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・日日日 ・x6suke
|
カスタマー平均評価: 4.5
伝説と現在が繋がった感じ 遂に明かされる"閻禍伝説"の真実、それと"世界会議"である人が語る不解宮ミリオン暗殺の真相。この二つが、今回の大きな"肝"です。不解宮ミリオンが仕組んだ罠に落ち、ある人によって追い詰められる"奴"の正体にも迫れます。また、"奴"の正体が明らかにされる事で、(明言こそされないものの)芋づる式に正体が察せる人物も……。"閻禍伝説"と"現在"が、ようやく繋がった感じでしょうか。千年たっても色褪せるどころか克明に存在し続ける因縁と、それらの決着に期待したい所です
尚、本来なら短編集を挟んでから本作が発売される手筈だったらしく、その影響で短編に登場したキャラクターや事象が先んじて本編に登場する……という短編を読まなければ「?」な部分が出てしまってます 2つの終わり、1つの始まり 『世界会議』へと向かう、狂乱家族を含む世界各国の要人を乗せた都市型飛行船マスカレイド号の船内で不解宮ミリオンが暗殺され、更には平塚雷蝶がその罪を着せられ殺されるという衝撃的な前巻のラストから続く今回ですが、主催者のミリオンが殺されてもなお『世界会議』は予定通り開催されることになり、会場である神聖合衆国に到着します。
私たち読者の側はある程度登場人物よりも状況を知ってますが、乱崎家や大日本帝国、その他参加者の面々のほとんどは暗殺事件の犯人やその理由を知らないまま、得体の知れない不安と緊張の中でその日を待つことになります。とは言うものの、そこはそれ日日日先生で、狂乱家族日記ですから、そんな中でも短編で登場した面々なども本編に出てきて深刻な中にもコミカルな雰囲気も入り交じってます。
更にはストーリーの合間に語られる『閻禍伝説』の真相もとうとう悲劇の結末を迎え、ついに開催された『世界会議』と千年の時を越えて交わることになります。そこでは理想と欲望、執念と策謀、貨幣世界の支配者の絶対的な力などがるつぼのように展開され、入り交じるのですが、そんな場所でもなお狂乱家族は、と言うか凶華は決して揺るがず自分を通し続けるのですから流石と言うべきかはた迷惑と言うべきか。
ともあれ、この巻で世界会議と閻禍伝説はひとまず終わりを迎えまして、ストーリーと狂乱家族は新たな局面を迎えるわけですが、あちこちで張り巡らされた伏線がどう回収されていくのか興味深いです。 愚かな男たち、母の強さ、家族の絆の話 そろそろ終焉に向かうための準備がされた巻でした、
全体的に引き込まれるのといつものテンポもさらにいいテンポで
満足です。
つくづく、男の醜い部分を曝け出すのが上手と思いました。
片方はけじめをつけ(られ)ましたが
もうひとりけじめをつけなくてはいけない男がいるのでは?
兄妹、1000年前の悲劇、1000年後のいまを纏め上げた巻で
次回以降はまたこどもたちの話をまとめに入るそうです。
が
乱崎夫婦の扱いがひどい。
だんだんお父さんとこども7人みたいになってますよ?妻に対する愛情薄いですよ?
お父さんとお母さんの仲の良い話が見たいです!ちゃんと愛し合ってください!
|
|
[ 文庫 ]
|
狂乱家族日記 番外そのよん (ファミ通文庫)
・日日日
【エンターブレイン】
発売日: 2009-02-28
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 280円〜
|
・日日日 ・x6suke
|
カスタマー平均評価: 5
いい話! 切子のお話なんですが、最後のシンデレラの話までにいく過程がとてもいいです!
お勧めです。 心に来る、切子と4つの短編集 今回の番外は乱崎家の子供っぽくも物騒な三男、雹霞と友達以上恋人未満なほのぼのとした関係を継続中の、パチンコ屋の娘さんこと鷹縁切子を中心に、FBSPとFBOLに掲載された作品と書き下ろしも加えて4編の短編が収録されています。
本編四さつめの半獣事件の後、色々思う所あって旅に出た切子ですが、旅の途中で幽霊に取り憑かれた上、豪雪に遭って立ち寄った温泉宿がぼったくりで宿代を払うために働く羽目になったり(「熊殺シ温泉殺人事件」)、その温泉宿に乱崎家の面々を招待したところに悪魔が魂を奪いにやって来たり(「その気がなくてもドジデビル」)、旅の締めくくりに雹霞が生まれた場所で、切子の姉が死んだ場所でもある尋常人工生命開発研究所の跡地へ立ち寄ったら、たまたま目覚めていた生物兵器に捕まったり(「そばかす小公女」)と言う具合に、次々と災難に見舞われます。
どのライトノベルにも1人か2人、そういう不幸体質なキャラクターっているものですが、でも彼女はそれでくじけたり自棄になったりしません。それは自分のことを心から気に掛けてくれる人(?)がいるからというのもありますが、彼女自身が持つ心の強さによるものでしょう。作中の彼女の台詞の一部、「わたいはな、『可哀想』って思われるのがいちばん嫌やねんよ」という所に、切子のそうした強さの一面を垣間見ることができます。
そんな彼女でそんな話ですから、最後に収録されている書き下ろし「今夜だけシンデレラ」は雹霞が語り手で、子供っぽい口調ながらも時々物騒なことを言ってきたり、例によってと言うべきか凶華達狂乱家族が雹霞と切子のデート(?)を盛り上げようとあれこれ仕掛けてきたり、狂乱家族に恨みを持つ某人物が復讐を企んだりと狂乱まみれのストーリー展開ですが、最後はちゃんとハッピーエンドですので安心して読んでください。やっぱり切子みたいな良い子はちゃんと報われるべきだと思いますしね。
|
|
[ コミック ]
|
コミック 狂乱家族日記1 (マジキューコミックス)
・ヱシカ ・ショーゴ
【エンターブレイン】
発売日: 2008-08-25
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 924 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・ヱシカ ・ショーゴ
|
カスタマー平均評価: 4
悪くない 1千年の時を越えて再び世界を蹂躙せんとする「闇禍」の予言を打ち砕くべく、
そのDNAを持つ子供(?)達を集めて明るく楽しい「なごやか家族」になって
その気を失わせてしまおうという大胆な暴挙は実を結ぶのか!?
ファミ通文庫から絶賛発売中の日日日原作、「狂乱家族日記」がついに正式コミック化。
イラスト描いてるx6sukeさんとは絵柄異なりますが、悪くない。
少なくとも特徴的な部分は捉えられているので、読んでるうちに
これも有りだと思えてくることと考えられる。
何よりキャラクターの表情や言動が合っていると思えるのが大きいと思う。
結構ストーリーに忠実に進められているのも安心できる。
まぁ3話で文庫1冊分終わらせるのはだいぶ端折ってる気もするが、
元の話がテンポ早いだけに、その辺のスピード感重視とすれば有りなんだろう。
アニメでもかなり展開早くてついていけなさを感じる部分も有ったりしたが、
マンガだと自分のペースで読めるので落ち着いて浸りきることが出来る。
通常のコミックより一回り大きい版型なので、細かい部分も良く見えるぞ!
・・・って、別に年寄り対策ではないですよねぇ。。。私は助かったが。
ちなみに1巻で文庫の2冊目にあたる話までが収録。
この調子で行けば外伝含めて少なくとも8?9巻は越えてくる。
続くかな??期待したいコミックです。
|
|
[ 文庫 ]
|
狂乱家族日記 拾さつめ (ファミ通文庫)
・日日日
【エンターブレイン】
発売日: 2008-07-30
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・日日日 ・x6suke
|
カスタマー平均評価: 5
2つの『家族』に危機が! 乱崎家の三女、月香が赤ん坊になってしまった騒動が一段落して、それから番外で掲載されている数々の騒動、と言うか狂乱を経て、気が付けば『なごやか家族作戦』が始まってから1年が経っていました。
今回の狂乱は世界最大の超財閥・不解宮の傀儡后ミリオンの呼びかけによる『世界会議』に乱崎家が招待されたことから始まります。大日本帝国の手が届かない外国へ行くのは初めてということで、乱崎家の家族は準備などに追われるのですが、銀夏、千花、優歌、帝架、雹霞ら『子供たち』も気付けばそれぞれの交友関係を作っていて、彼らにとってこの1年がどれだけ濃密だったかが分かります。1人(?)例外はありますけど。
多少の不安要素はあるものの、獣化現象や宇宙人の来襲など、常識外れの事件の数々を乗り越えてきた狂乱家族にとってさほどの問題にはなるまい──そんな軽い気持ちで出かけた『世界会議』ですが、そこでいきなり家族が分断されるという事態に陥ってしまいます。
ストーリーの合間に語られる闇禍伝説の方も、『家族』の間のすれ違いから、修復できない亀裂が生じて破滅へと向かっていきますし、本編の方も、この先宇宙人の来襲ほどの派手さはなくとも狂乱家族にとって苦難という点では劣らないだろう展開を予想させる結末が用意されてます。そこは読んでのお楽しみ(?)ということで。 過去と今がつながる時 なぜ、SYGNUSSが破壊神と名乗るようになったのか?
また、九さつめで登場した泪雨夜が、なぜ自分自身を[家族を憎むモノ]と呼んでいたのか?
1000年前に壊れてしまった、昔の家族の日々を通して朧げに明らかにされていきます。
捨さつめも、九さつめに引き続き、閻禍伝説と狂乱家族の物語が交互に語られて行きます。
閻禍伝説と狂乱家族の物語がさらに密接に絡み合い、
ふとしたところで閻禍伝説の名残が知らずに現れては消えていく。
狂乱家族の物語を読んでいるにも関わらず、閻禍達が懐かし思える内容でした。
今まで語られてきた昔の世界と、今の世界の関係を想像するのが面白くてたまりません。
次巻で話がどのように進むのかが、非常に楽しみです。 遂に本性を表した!? 今回の狂乱家族日記は今までのようにはちゃめちゃな存在が現れたり、狂乱を引き起こしたりはしません!だが、それゆえに、物語の裏に存在する者の目的や悪意。墜ちて行ってしまう物事への絶望感が、とても強く感じられました。今まで以上に大きく物語が動きます。千年前の“閻禍伝説”、不解宮家の“世界会議”。今回だけでは話は解決しないうえに、狂乱家族の活躍も少ないです。しかし、まぁ面白かったので☆五つです。
|
|
[ 文庫 ]
|
狂乱家族日記 九さつめ (ファミ通文庫)
・日日日
【エンターブレイン】
発売日: 2008-03-29
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・日日日 ・x6suke
|
カスタマー平均評価: 4.5
相変わらず安易に展開を先読みさせてくれません 前巻の最後、『来るべき災厄』の宇宙人、強欲王を宇宙の彼方に飛ばすため力を使い果たしてどういう原理か赤ん坊になってしまった乱崎家の三女、月香。ただでさえ赤ん坊は手が掛かる上に、この赤ん坊はお腹が減っては泣いて電撃、おむつが濡れては泣いて電撃と、とにかく事あるごとに電撃を放ってとうとう家まで壊すほどですから半端じゃありません。今までのように狂乱家族の特権や力づくの『宴』で解決する相手じゃありませんから、凶華たちも慣れない子育てに悪戦苦闘の日々を送るわけです。
そんな良くも悪くも月香が家族の中心になっている中、乱崎家の良心的存在である優歌がそれまで自分のものだった“家族みんなに愛されている存在”という立ち位置を月香に取られたみたいで色々複雑な心境らしく、月香に厳しく当たったり、時には叩いたりしてしまうわけです。『妹』がいささか普通でない他には妹を持った姉としておかしくない、言ってみればホームドラマ的で普通な展開が逆に新鮮かなと思いましたが、その矢先、月香の成長の合間に語られる「闇禍伝説」絡みの事件も起こったりして、そう簡単にありがちな展開には進まないわけでして。その辺がやはりプロだなぁと感心します。
結果から言えば優歌と月香は仲直りするわけですが、その辺の経緯は実際に読んでいただくとしまして、あと今後の展開にも大きく関わるでしょうから闇禍伝説の部分は熟読することをお勧めします。 ま・だ・つ・づ・く・ん・かい! ようやく黒幕登場!これでこの物語もそろそろ終了かなっ!と、喜びながら最後まで読んでいったら驚くべきことが書いてありました。
まだ『起承転結』の『転』の部分。『結』じゃねえのかよ、と本人がいたらそうツッコんでやりたいところです。もうラスボスを持ち上げるだけ持ち上げて、実はそんな大それた存在じゃないというお約束は、お腹いっぱいになってきたので、そろそろ日日日の本当の悪を見せてもらいたいです。今回はすこし胃もたれしました。 超生命体vs小学三年生! ついに始まりました『闇禍伝説』編。
片っ端から「神」クラスが出まくっている狂乱家族日記ですが、ついにその大詰め。
闇禍、朝夜、泪雨夜の謎に迫るターニングポイント!
日日日さん曰く、起承転結の「転」にあたるこの『闇禍伝説』編から、
どのように話を畳んでいくのか非常に楽しみです。
破壊神だとか、来るべき災厄だとか、普通に考えれば2?3度地球が滅んでそうな大御所に加え、
ついには世界を滅ぼすと予言されたキャラまで表立って来て、一体どないせいというのか。
軽い姉妹喧嘩で済みそうな話だったはずなのに、取り敢えず星ごと滅ぼしましょか、的な展開を見せる
投げっぱなしジャーマンのような倒錯っぷり健在。
最近、さっぱり凶華様を食ってる優歌ちゃんを核に置き、毎度のごとく、
華麗な逆転劇と言うか、虚を突く力わざと言うか。え?い、家族の絆を思い知れぃ。
ハートの3がジョーカーをひっくり返すさま、特とご賞味ください。
とはいえ余談ですが、最近、銀夏さんの影が薄くないかい?
外伝でもフィーチャーされる事の少ないのが悲しい。がんばれー。
さらに余談ですが、巻末のナス子さんのイラストは卑怯。つーか、くれ(笑
|
|
[ 文庫 ]
|
狂乱家族日記 参さつめ (ファミ通文庫)
・日日日
【エンターブレイン】
発売日: 2005-09-30
参考価格: 651 円(税込)
販売価格: 651 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・日日日 ・x6suke
|
カスタマー平均評価: 5
死神三番初登場 死神三番が初登場です。
凶華の耳、及び尻尾の理由が判明するほか、凰火の子供時代の姿も垣間見ることが出来て、うれしい一冊ですね。俺は、今出ている狂乱シリーズの中では二番目にこの巻が好きです。(ちなみに一番は壱さつめ。) 三さつめもとばしてます。 暴走どたばた家族コメディ第三弾。 この刊行ペースで、全くテンションが落ちていません。 というか、テンション上がってます。特に後書きです。いつも後書きはテンションが高いですが、今回は壊れているというか、一読の価値ありです。
|
|
[ 文庫 ]
|
狂乱家族日記 番外そのご
・日日日
【エンターブレイン】
発売日: 2009-07-30
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
|
・日日日 ・x6suke
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
狂乱家族日記弐さつめ (ファミ通文庫)
・日日日
【エンターブレイン】
発売日: 2005-07-30
参考価格: 609 円(税込)
販売価格: 609 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・日日日 ・x6suke
|
カスタマー平均評価: 4.5
派手な笑いとパワー とにかく濃厚な文章と派手な演出が楽しいですね!
壱さつめの勢いをのこしたまま、盛りあげて、しんみりさせて、やっぱり最後は大爆発!
これぞ狂乱です! もう十年やってるベテランみたいに演出とか文章とかこなれてるんですが、本当に作者さん十八歳ですか!?
とにかくハマったら最高に楽しいので、未読のかたはお試しあれ! やりすぎです この家族、敵に容赦なさすぎです。
家族ものなのに。いや、家族ものだからなのでしょうか。
えーと、壱さつめでお屋敷を爆破消滅させた狂乱家族、この弐さつめでは無人島を破壊します。
どう破壊するかは本編をどうぞ。
「愛と絆と狂乱」の物語らしいですが「狂乱」の比重が大きすぎです。
……こんな家族見たことない。 少し荒っぽいけど。 優しい作品だなと思う。 テーマは家族愛。(だと私は思っている) この作品も二冊目で、一冊目のネタと同じようなテイストなので正直「勘弁してくれ…」と思うことも多々ある。凶華が問題を引き起こしたり、優しさのキーパーソン、「優歌」が今回も絡んでいたり、誰かの過去を直視して清算するところなど前回とそっくりだ。その過去の直視の仕方も、まだまだ「甘さ」を感じてしまうのは彼が若いからだろう。(私が彼よりも年長で、ひねくれているだけかもしれないが)文章の「荒っぽさ」においてもそれを感じる。 けれどそれは悪い意味ではない。 有り余っているエネルギーをここでぶつけて、そこからこの作品を生み出している。これは、この時期にしか出来ない事だと私は思うのだ。 彼の作品には、力がある。優しさも、辛さも、悲しみも甘っちょろいかもしれないが、それはこれから。 少々冗長に感じるかもしれないが、彼の文章に「入って」いければ読了はすぐ。端々に優しさが込められているこの作品。「家族」のあり方を再確認できる。 乱痴気騒ぎが大好きで、騒動を乗り越えるたびに絆は強くなる。 血の繋がりなどなくても…… そんな狂乱家族――乱崎家の一員に、あなたもなってみてはいかがだろうか?
|
|
[ 単行本(ソフトカバー) ]
|
FBSP vol.1 「狂乱家族日記」スペシャル (ファミ通文庫SP)
・ファミ通文庫編集部
【エンターブレイン】
発売日: 2007-01-29
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 997 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・ファミ通文庫編集部
|
カスタマー平均評価: 4.5
ファミ通文庫 新展開!! サブタイトルにあるタイトルを御存知の方ならすぐに分かると思いますが、FBSPとはファミ通文庫スペシャルの略でして、記念すべき一冊目はファミ通文庫の人気シリーズ「狂乱家族日記」が書き下ろし短編3本に挿絵担当のx6suke先生の書き下ろしコミック、ラフイラスト集など全体の半分以上を占める豪華さです。もちろん量だけでなく質も充実してまして、書き下ろし短編では乱咲家の良心である優歌の隠された一面を垣間見たり、その他懐かしいキャラクターが再登場しますし、コミックでは凶華のキュートさや躍動感が誌面一杯に描かれて、ファンならば満足すること間違いなしの内容です。
また、他にも「ガーゴイルおるたなてぃぶ」や「まかでみ・らでぃかる」の短編が掲載されてまして、vol.1と言うからには今後もファミ通文庫の色々なシリーズのスペシャルをやりつつ他の作品の短編を掲載、もしくは連載していくスタイルになると思われます。 少しぶりの狂乱 (ネタバレはありません)待ってました!の狂乱最新刊(?)は…、短編読み切り3本に設定ラフ集、ペケさん描き下ろしのコミックに、ゲームまでついた、狂乱ファンならトンデモナク胸躍る一品です!DVD付きで1000円(税込み1050円)という値段もお手頃かと♪ただ、「狂乱づくしの一冊」と書いてある割には本の約半ページ(230ページ中100ページほど)が狂乱ではない別の作品の読み切り短編だったり、文庫の紹介だったりしたのが残念。他の掲載作品にあまり興味のないわたしとしては、後半は読み飛ばしで、狂乱のすぺしゃる!と銘打ってる分、がっかりしました。著者ファミ通文庫編集部のFBSPですから「狂乱の本」と言うより、やっぱり「ファミ通文庫の本」なんですかね^^;狂乱ほど人気がある作品なら、嬉しい特典満載なんですから、単発でも充分売れるのでは?ですがコミック・読み切り短編はどれもこれも面白かったです!それだけでも買う価値ありと思います。
|
|