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[ 文庫 ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)
・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
【メディアワークス】
発売日: 2004-04
参考価格: 599 円(税込)
販売価格: 599 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 54円〜
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・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
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カスタマー平均評価: 3
うーん 正直言って、あんまりにもあんまりな内容です
どこかで見た設定を見たままに書いたものなんだなあ・・・と思わざるを得ない
レールガンにしても某マンガから見たものを大して取材もせずに書いたのだろうとしか
話の肝も、ネット調べたら出るじゃないかといったもの
安い「全身全霊かけたんです!」的な言葉は本当に引きます。
読者が一番つまらないと感じるのは、作中と読者の温度差を感じる瞬間がそうです
微妙ですが、☆1をつけるほどではないかなーと 某ムックで「超・少年マンガ」と評価しましたが…… 本格的にライトノベルと少年マンガにハマるきっかけになった作品であるが故、なんか受け入れられませんでした。自分、稚拙とか誤字脱字とかなんて「全く」気にせず、「気に入った!!」と思えばどんなロングランでもすぐに購入するため、本当に今でも好きなんですけどねぇ……
まあ、3巻まで読んで下さいよ。それから、あなたの評価が聞きたいのです。
「あの終わり方」は卑怯ですよ、鎌池和馬先生!!(泣かされました) 調べた知識を披露したかっただけ? 衒学的文章と、過剰にして質の悪いルビ、同じく多用し過ぎの傍点が興醒め。
「科学+魔術」というネタの融合性だけが勝負と言っても過言ではないだろう。
但しその内容にも、真新しさや意外性はない。
オカルト(と一般的に呼ばれるようなジャンルの知識)が好きで、だけど自分で調べたりはしない、そして日頃小説を多く読まない人なら、楽しめるかも知れない。
何も彼もが半端な感じを覚えた。 科学と魔術は交差しているのか? イワワ軍曹・ハルヒといい、世の中なにがヒットするか俺たち家畜団にはまったくわからねぇ。 宇宙人のぶ・よく叱られる僕も上条さんの説教だけはたえられない!キャラや世界観はかなり好きでいいと思います。だがいつまでたっても、まるで絵のない漫画のような感じの文章。最後は作者の幻想がぶち殺されるのだろうか 最高傑作 自分が始めて買った電撃文庫の作品でした。設定は凄く斬新で内容も最高に面白かったです。作者の文章力を色々と酷評されていますが、確かに気になる点もありましたが、全体的には気になりませんでした。作者も初作品なので文章力も上がっていくでしょう。人気作は賛否両論は当たり前です。合う人にはのめり込むし合うない人は拒絶するでしょう。1?3巻までを読めばどちらか解るでしょう。
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[ 文庫 ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス)〈16〉 (電撃文庫)
・鎌池 和馬
【アスキーメディアワークス】
発売日: 2008-06-10
参考価格: 599 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 274円〜
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・鎌池 和馬
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カスタマー平均評価: 5
この作品凄い!本当に! 驚きです。ここまで面白いとは!!
今回は神の右席であり聖人であるアックアとの激闘です。学園都市を壊滅寸前に追い込んだヴェント戦も面白かったですが、こっちの方が良いです!表紙もっと迫力あるものの方がよかったかも。
この作品にはやや当たり外れがありましたが、神の右席が登場してからは当たりばかりです。
アニメを見て原作を買いましたが、ここまで読んできて本当に良かったと思えました!
話、アックアとの激闘ですが、最初はいつもの雰囲気です。この作品の普段の雰囲気はいつも良い感じです。
そこへ襲来するアックア。この戦いは僕の予想を超えるものでした。それは展開の凄さです。
激戦になるのはわかっていましたが、ここまで熱く、感動できるとは思いもしませんでした。
キャラ、これが皆とても良い。
上条、今回はとてもいい。これは3巻以来かも。女を助ける時の彼は本当にカッコいいですね。
いつもあまり喋らず敵と戦ったら絶対人気出るでしょうに。それともこのギャップを狙っているのかも?
そして初めて語る心境。相乗効果ですか、納得&感動です。やっぱ主人公は彼だ。人気も上がるでしょ。
ヒロインはもう美琴か五和にして下さい。読んだらわかります。禁書はもう立場が・・
あの人も助太刀です。それはわかってましたが、最後あんな感動的な展開になるとは。あと後日談も笑えた。
アックアはシリーズ最高の敵。カッコいいです!私情も語らない。しかし強い信念。魔法名も良い。
漫画やアニメでもこのあたりをやってほしいなぁ質もいいから。この作品は今後が本当に楽しみです! 女教皇帰還 天草式大活躍です。5巻から17巻まで読みましたが、この巻が一番好きです。
しかし、もうすこしインデックスに活躍させてあげてもいいんじゃないでしょうか?
ガチで魔術バトルなのにカヤの外ってどうよ?看板に偽りありではないか? 上条当麻が動く理由 何度も事件に巻き込まれて、それでも弱音を吐かずに立ち向かう理由。病院で絶対安静を命じられていながら這ってでも死地に赴く理由。
それは何気ない日常を守るためですよ。
普通に莫迦を言い合える時間がどれだけ大切か知っているからですよ。
だから、シリアスなバトルだけではなく、ギャグメインの、本筋からするとどうでもいい(何かの布石ではなく、本当にどうでもいい)学園生活ももっと大量に書いて欲しい。ただでさえ、わずか数ヶ月という作品中の短い期間に、生死を左右するようなことばかり起こっているんですから、「いったい何のために戦うのか」を強調してほしい。
具体的にいいますと、
挟んで擦るくらいの事はできんのかキサマはぁ!
強さのインフレ化がちょっぴり心配な16巻でした。 またヒロイン候補が増えてしまった気が 一つの作品で色々出来ると色々話が広がってなかなか話が進まないジレンマを感じつつもソツがない脱線感と緊迫したストーリー、そして今回はさらに誰がヒロインか分からなくなる展開と、17冊目というのに設定に疲弊を感じさせないキャラクタの活躍と成長を楽しめる1冊でした。 そして物語は核心へ… 最初はおしぼりを渡すサブキャラだった五和が14巻に続きヒロインに昇格しましたね。しかしこの作品に出てくるヒロイン達はなぜにみな暴力的なんでしょうか?(まあそこが良いと思ってしまう一人なのですが)いや逆にその一面を備えてこそヒロインの資格があるのか…。本編は遂に神の右席の3人目後方のアックアとの戦いが始まります。天草式との激戦、そして追い詰められたその時あの御方がついに。いよいよ次巻からインデックスが帰ってくる?いや?題名のわりに実は出番の少なかったインデックスですが(露出場面は豊富でしたが)、やっと本編にキーマンとして登場しそうですね。振り返れば1巻の登場から6巻、7巻、13巻くらいしか事件の核心には登場していなかったような…。しかし敵は神の右席最後の一人右方のフィアンマ、狙いは禁書目録そして幻想殺し。遂に核心部分に突入ですね。科学でも魔術でもないあの右手の正体がついに明かされていく。今までずっと引き継いできた記憶喪失もここにきて重要なキーになってきそうで今後が楽しみです。
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[ 文庫 ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス)〈17〉 (電撃文庫)
・鎌池 和馬
【アスキーメディアワークス】
発売日: 2009-03-10
参考価格: 641 円(税込)
販売価格: 641 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 344円〜
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・鎌池 和馬
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カスタマー平均評価: 3.5
神裂派として一言 今更いうまでもないことですが、それでも敢えていっておきます。
絵、ヘタだなあ。
「ユメミルクスリ」のときと美麗さはカケラもありません。雑。
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内容。機上の話と着陸後の話。
機上の話:地味
着陸後の話:神裂ピンチ。だったら上条さんの出番だろォが! なんで脇キャラ(16巻のひと)が脇キャラ(姫)を助けにくることがメインになってんだコラ。次巻に期待。 なんかもやもやする とにかく上条さんの動かし方がいつにも増して雑ですね。前半のテロ阻止にしろ後半のレッサー追跡にしろ
他にそれをやるべき人がちゃんといるのに無理矢理しゃしゃり出てるようにしか感じられない。後者に関しては
滞在費を請求するという脅しをかけられてましたが、そんなもん天草式に相談すりゃいいと思うし。
インデックスの餓えっぷりもいい加減うっとうしいし、神裂が騎士団長にボッコボコにされるのも唐突すぎて
なんだか不自然に感じます。英国女王のセリフで「カーテナには御使堕しの際に観測された程の出力はない」とありましたが、その際にミーシャ(=神の力)と一時的にとはいえ拮抗した神裂が「カーテナの恩恵の一部を受けている」程度の騎士に負けるのはどうにも納得いきません。
総じてレギュラーメンバーの描写がおざなりだった気がします。
話の本筋自体は割と楽しめたのですが、キャラの魅力をスポイルしてしまってはこの手の作品は話にならないんじゃないでしょうか。 どうしたの上条ちゃん…? 上条が何だかウザくなるそんな一冊…。 序盤のハイジャックの辺りで上条株は底値を割った感はありますが…まだまだ挽回してくれるはず。次巻に期待という事で三ツ星で。 次巻を買わないと絶対後悔する 前半は相変わらず学園都市でのほのぼのと五和の話で楽しく読ませてもらいました。特に五和は飛んでいるし、美琴は4Pしか出番ないけど、これだけでも美琴ファンは買っても損はないのでは?今までで一番可愛く描写されていますよ。自分は悶えました。五和の出番はかなり多いですし、意外な一面も見せてくれます。
そしてイギリスに渡る為の飛行機の中でトラブル発生ですが、ページ数を取った割には自分的にはもう一つ盛り上がらなかった。犯人はヘタレだし、機長はウザイし。イギリスでの冒頭?中盤は中々読ませて貰いました。後半は怒涛の展開になります。今回のキーのマジックアイテムを巡り陰謀が錯綜します。マジックアイテムのおかげで、騎士達は地域限定で無敵状態になっての戦闘です。神列も精神的な弱さが出てしまい、本気が出せないまま・・・。天使(ミーシャ)やアックアの時は手加減の必要が無かった為か、すば抜けた戦闘力を発揮したものの、やはり人間相手では「殺さない」という枷が働きどうしても本気が出せません。そして後半、やはり出たか!の人が再登場します、しかし再登場するとは思っていたがまさかこんなに早く出てくるとは・・・、神列を倒して自信をつけているキャーリサですが、格好つけ過ぎで登場のこの人は戦う時には慈悲を見せないので、どうなるでしょうかねフフフ。しかし、神条がアイテムをイマジンブレイカーで壊したとしても、アイテムを本来の所有者に戻したとしても、どちらにしてもイギリスの騎士団はもう機能しないでしょう。特にアイテム使用時の超戦闘能力を騎士団に出さす事は難しいはずです。そうなると「ローマの右方」の思うツボですね。今回の事に右方は関わっているのか?本当に内輪の揉め事なのか?一体黒幕は誰なのか?とても次巻が気になります。
主人公以外は良いんですが このシリーズは全て購入していますのでファンと言えるでしょうが・・。
相変わらず上条君の行動は無理があります(笑)。
機長との軋轢も機長を能無しの莫迦に設定する事でバランスを取っているが、普通に考えて上条の行動も身勝手でしょう。テロリストに何も考えず殴りかかるってどう?
2人目の犯人を捕まえる場合にいたっては、完全な独断決行です。自分が素人である事を自覚している筈ですよね?『俺がやるしかない』って状況でもないし。情報与えた乗務員さんも大人の判断で止めてあげましょうよ。
後半での素朴な疑問。ビルの谷間を飛び交う超人的な存在を普通に走って追いかけていますが、読む限りでは最低でも1時間以上休まず全力疾走しているように感じました。彼って'幻想殺し'以外は普通の高校性の筈ですよね?
本当に主人公以外はキャラクターも魅力的なんですが。正直に言えば上条君の人間性の浅さ(悪いキャラでは無いですが)と切り札である'幻想殺し'の存在が物語のレベルと釣り合いが取れなくなっている感じがします。
次巻も買う予定です。つまらないとは思いませんが上記した点が気になったので星3とさせて頂きます。
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[ コミック ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス) 4 (ガンガンコミックス)
・鎌池 和馬
【スクウェア・エニックス】
発売日: 2009-03-21
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 148円〜
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・鎌池 和馬 ・近木野 中哉
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カスタマー平均評価: 4
おもしろかった。 まず、私は原作もアニメも見ていません。
そんな自分はこの巻も非常に楽しんで読み終えることができました。
主人公はなかなかに魅力のあるやつだし、設定も少年漫画的で惹かれます。
今巻では絶対的な能力を持つ敵に対してのバトルは圧巻でした。絵が綺麗なため
ごちゃごちゃしてしまう戦闘シーンも分かりやすく良かったです。
ただ、なーんかあっさりしてるなぁとも感じました。
単行本2冊で各章を終えるようにしたいのかもしれませんが、他のレビュアーの方が言うように原作がそれほど面白いのなら多少話数が伸びてもあと少し掘り下げていれば誰もが認める作品になっていたのでは、と思いました。
なにはともあれ、個人的に先の展開が気になる漫画のひとつです。
次の章はどんな話なのかとても楽しみです。
まぁおまけのあとがきが無かったのは残念でしたね……
次巻はあることを祈っています。 原作ほどの感動はないが… 自分が一番好きな物語がこの編です。原作をどのように料理していくと思っていたんですが…良いんだけどカットした所が節々あって、原作ファンとしては少し物足りなく感じました。しかし、それを抜いても最高でした。 期待ほどではない はい、禁書の中でもトップクラスの話です。原作では本当に感動しましたからね。
3巻は心情も描けててアレンジも良くて、こりゃ原作やアニメより、と思いました。
ですが正直この重要な4巻はなんか微妙。
アニメの方が構成や演出がとても良かったです。
他の方の言うとおり御坂妹の「約束」が無かったし、感動の鉄橋戦もそんなに・・あと最後の攻撃も迫力が
絵も良いし、何より禁書編が原作やアニメを超えてたから期待してたんですが・・
まぁ1番の見所は、上条。普段やたら喋るので彼そんな好きじゃないですけど、妹達編の彼は本当にかっこいい!
「戦わない」 「[お前]を助けに来たんだ!」 「笑ってていいんだよ」
もちろん美琴も良いですよ!
最後に、天使編カットですか。姫神の話は絶対不要ですが、
これはやってほしかったです。魔術側が・・まぁ5巻の方がもちろん好きですけど やはり原作の感動は再現し得なかった 要所要所はちゃんと原作通り、のはずなんですが・・・
やはり活字には勝てないのか、「感情のインパクト」に欠けるなぁと正直思いました。
アクセラレータのイッちゃってる表情なんかはいいんですが。
それ以外の「見せて感動させる場面」が根こそぎとまでは言いませんが切られてますね。
特に最後のミサカ妹の「大丈夫。すぐ会えます、とミサカはここに宣言します。」はカットしちゃダメでしょ。
あとインデックスとの「お前は家主さんに対する心配とか・・・」のセリフがカットされてたのでインデックスはただぶーたれてるだけに見えました。
う?ん・・・正直、原作を読んで欲しいな、「レディオノイズ編」は。
最後に本作の良いところを。
それは夜の鉄橋の上での御坂美琴の泣くシーンです。
「泣き落としかよ!」って突っ込みは無しでww
あのシーンは問答無用でこう、色々な今までの彼女の過去と今が絡み合って流れた涙なのですから。
あの涙も活字で表現すると素晴らしいの一言に尽きますよねぇ・・・。
やっぱ原作読んだほうが・・・www
P.S.今まで毎巻あとがきのおまけページがありましたが今巻はありませんでした。
それが目当てってのもあったので倍悲しいです。 小説読むのが嫌ならぼちぼち。 P.8でDNAマップがDNAマックになってたのが気になったり。
それはさておき御坂妹編の完結巻です。
原作をうまくトレースしてるので原作読んでてアニメも観てたのなら微妙かも。
鎌池和馬さんのファンならば必読。
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[ 文庫 ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス)〈2〉 (電撃文庫)
・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
【メディアワークス】
発売日: 2004-06
参考価格: 599 円(税込)
販売価格: 599 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 38円〜
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・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
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カスタマー平均評価: 2.5
インデックスを巡る この巻はインデックスを巡る戦いです。まぁとにかく熱い。当麻は格好いい!!片腕を切り落とされた時の当麻のハったりは最高だった 1巻のハードな後日譚 1巻にして重大な障害を背負ってしまった主人公は、どのように周囲と接していくのか?日常生活はどう変わるの?
驚愕するような強大な力を前に、チームあるいは手駒としての主人公たちはどう動くのか。
強力無比の力を振るうキャラクターってどんな人なんだろう。何の為に暴れるんだろう。単独で破壊的な力を行使することは、強い自我やアイデンティティか必要。
そういった後続の巻に引き継がれていく世界の枠組みを拵えたのがこの作品のように思います。故にどうしても作者のエチュードという意味合いが強く感じられてしまい、読み終わると何やら得体の知れないすっきりしない印象が残ってしまいました。5巻やSSのような組み立てにしたほうがキャラクターが活きたような気もします。この時点ではまだインデックスのアクションも迷走中で、お姫様のような頼りない存在です。7巻以降は魔道図書館として活躍する彼女ですが、同じ人物とは思えません。ネセサリウスとしてアウレオルスに対峙させたほうが面白い場面になったのではないかなあ・・・
ただし、作者の作る枠組みに魅力も感じるのは事実で、そういった意味では、錬金術「アルス=マグナ」、アウレオルスの破天荒で、それにどう対処するのか?というサスペンスで読ませられます。
この巻のエピソードは後続のお話でも引用されることが多いので、3巻以降も読もうという方は読んだほうがよいと思います。ただし、今回のメインは敵役の男と完全無欠の錬金術の謎なので、いつものような華はありません。姫神はヒロインとして機能はしていませんので、彼女に期待してはいけません。
欠点は多いですが、シリーズを読むなら読んでおいたほうがいいという点で、点数は付けにくいですが間をとって3点としておきます。
いや?レビューというものは・・ みなさんは、レビューで作品の文章力が甘いとかほざいてますけど一応作者の鎌池先生はプロの小説家なんです。
それを否定するのは予想ではありませんか。
文章がどうこう言うのはレビューではない・・・
レビューは、作品自体がいいのか悪いのか論議するもの。
文章が悪いというあなたこの先生より、素晴らしい作品が書けますか・・・
いや書けません。何か月もしぼって描いた作品なのだから文章が悪いといった作者を馬鹿にするのはレビューではないとだけ言っておきましょう。 いや、だからね… 一巻のレビューでも書いたんですが、作風を生かせてない+文章力が甘いです。自分、アニメから入った口だし全巻読み終えた訳ではないんですが、この時点では「熱血!やっつけ小説の巻き!!」のように感じる。主人公の行動理念がよく解りませんでした。急にヒートアップして敵をボコボコにして、ゴリ押し終演…もうちょっと、やり方がないかのぅ…いや、なんだかんだでお前世界感設定やキャラ設定にハマってんだろ?って言われれば否定出来ないですが…ね やっつけ小説。 一言で言うなら「なんでもアリ」。ただ勢いに任せて書いたという感じで、話の照準もバラバラ。主人公が記憶喪失という設定も全く生かされていないばかりか、準ヒロインの姫神の存在も希薄。(インデックスに至っては空気。)見切り発車にも程があるだろうと。敵の能力もめちゃくちゃで、おいおい、と苦笑してしまいます。
そしてこのシリーズ全体に言えると思うのですが、設定やストーリーは大体「どこかで見たな」と思うものばかりです。
シリーズを読破したいなら通らなければいけない道ですが、正直二巻でこれでは・・・。
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[ 文庫 ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉 (電撃文庫)
・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
【メディアワークス】
発売日: 2004-09
参考価格: 578 円(税込)
販売価格: 578 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 189円〜
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・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
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カスタマー平均評価: 4
科学側 学園都市最強のアクセラレータが登場するこの巻。アクセラレータの悪役っぷりが、良い味だしてる。美琴の弱い部分を上手く表現してて最高です。 以前より良い主人公(話等、全体的にも) 今回の主人公上条はかっこいいです。僕は正直上条がどちらかというと嫌いでした。
1巻じゃ偉そうな口叩くし、2巻は話自体がちょっとね・・
ですが今回はテーマのある話だったし、登場キャラもよかったです。
ただ、盛り上がって迎えた決戦が物足りないというか・・勢いで終わってしまった気が。
それでもそんなの僕はあまり気になりませんでしたよ。
なにより上条当麻が初めて好きになれました。これ以降も良くなっていきますし。
毎度危険な体験をしている彼ですが、今回はちょっと違います。決意の強さが伝わりました。
いつもほどベラベラしゃべらずにただ、ある人達の為に「命を懸けて頑張ります」。
禁書には悪いけど記憶喪失になった後の彼の方が絶対「良い」です(笑)。 御坂妹のキャラクターで読ませた本 実験動物として、戦って死ぬ事を目的に生み出された女の子。彼女と主人公の風変わりなやり取りを中心に物語は進んで行きます。よくある戦う少女の血と銃弾飛び交うアクション活劇というよりも、感情がないに等しいアンドロイド少女と主人公との交流と言ったほうがイメージし易いと思います。オリジナル(ドナー)である御坂美琴とクローンの妹たちのキャラクターのギャップが面白く描かれています。
無敵無敗の超能力者とぼの戦いに赴く御坂妹を主人公たちは救うことができるのか、終盤はその顛末よりも、御坂妹の心情のカタルシスが印象に残りました。
ただ作者が筋ジスとおそらくALSの病理を誤認している点は、現実に多数の障害者がいるだけに、軽々しく扱うべきではなかったのではと残念でなりません。
とにかく熱かった。 アニメを視聴してから、小説に興味を持ち、購読しました。
音や、動く絵という情報をあらかじめ持っていたせいか
小説の文章から、場を想像するのが容易で、世界にすぐ没頭することができました。
第3巻とのことですが、1,2巻と基本的に根本的な芯のところは変わりません。
この先の巻でも、あまり変わりません。
よくある主人公成長型の物語ではなく、主人公が狂った世界をぶち壊していくタイプのお話です。
主人公の在り方に、共感できるか否かで、この小説に対する評価が大きく変わってくると思います。
(私は好きです。)
3巻では、ある少女の決死(必死?)の覚悟をメインテーマに据えています。
その状況設定と、それに対する主人公の答えに「燃えられるか否か」
そこが全てです。
細かい設定、矛盾点、確かに、目に付くところもあります。
ただ、そういったところに余りこだわらず
作者が意図した設定を汲み取り、登場人物の動きを追っていける人間になら
とても楽しめる物語ではないかと思います。 読み進めてきて良かった…と思わせる巻 1、2巻と読んで、話は理解できたのですがいかんせん文が読みづらい。
設定はいいのに、もったいない作家さんだなあと思っていました。
ネットでの評判はいいようなので(影響されやすい)とりあえず手に取ってみましたが、
文も明らかに読みやすくなっており、中盤からラストにかけての盛り上がりは秀逸です。
これからの作者の成長を期待して☆5つとさせていただきます。
ちなみに今のところ10巻まで読み進めています。
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[ 文庫 ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス)〈5〉 (電撃文庫)
・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
【メディアワークス】
発売日: 2005-04
参考価格: 599 円(税込)
販売価格: 599 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 242円〜
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・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
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カスタマー平均評価: 3.5
うーん・・・・ 5巻まで読めば面白くなる
そういう声はよく聞きますが、本音でいいでしょうか?
ぶっちゃけ騙されました。5巻のレビューなので以下の巻の感想を書くのを控えますが、この巻は確かにマシな部類でしょう。一巻ぐらいの面白さはありました
しかし、ここにたどり着くまでがひどすぎる。そしてこの巻で匙を投げました。
僕の倫理感ではこれ以上の不自然さに耐えられそうにありません。
この類のキャラはむしろ好物のはずなんだけど、おかしいなあ・・・生理的に受け付けませんでした。軸がぶれすぎてちょっと読んでいられない本でした 「優しさ」によって変われた「一方通行(アクセラレータ)」という新たなヒーローの誕生 「絶対能力(レベル6)シフト計画」によって1万人以上の「妹達(シスターズ)」を虐殺してきたアクセラレーターにスポットが当たります。
彼は前回の敗北によって「自分の何かが変わった」と漠然と感じますがそれが何なのかまでは解かりません。
それは一人の少女との出会いにより初めて理解することが出来ました。
「自分は誰も殺したくはなかった、と常に思っていたのだと」いうことに。
その少女をめぐり錯綜する状況の下アクセラレータは自分の命をかけることになります。
そして彼は変わりました。
「たとえ自分がどれだけのクズであろうとこれ以上他の人間を殺していい理由にはならない」と叫びます。
一人の科学者がそんな彼をこう解析します。
「彼は甘い自分を捨てることができた。それは今までの自分を、人生そのものを放棄することに他ならない。それは彼が持つ「優しさ」による「優しい選択」だったのだ」と。
彼の物語はこの後も続いていきますが、この大きな「人生の分岐点」を無視することは出来ません。
TVアニメで感銘を受けた方も是非読んでみてください。
作家は成長する とある魔術の禁書目録(インデックス)〈4〉 (電撃文庫)よりは文章がまともになっている。しかし相変わらず駄文である。内容については、とある一日(8月31日)の出来事をほぼ時系列にまとめた緩慢な中篇といったところ。個人的な楽しみどころアニメ版の18話に収まる御坂美琴との偽装デートの話。これからの展開に期待します。希望としては涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)のように二年も三年もフリーズしないこと。
4巻から、ヒーロー・ヒロインが錯綜 ・1巻:ヒーロー、上条当麻。ヒロイン、インデックス。
・2巻:ヒーロー、上条当麻。ヒロイン、姫神秋沙。
・3巻:ヒーロー、上条当麻。ヒロイン、御坂美琴。
・4巻:ヒーロー、神裂火織・土御門元春。ヒロイン、上条当麻(笑)。
5巻は、ヒーローが一方通行でヒロインが打ち止めです。海原光貴?闇咲逢魔?誰ですかそれは。
上条の影が薄く、一方通行の存在が濃い作品(あくまで印象面ですが)。だからあーだこーだいうわけではなく、一方通行がイカしているので問題なし。
つーかですね、5巻まで購入してしまったなら、多少つまらない巻があろうが最終巻まで買い続けるしか道はないのですよ。 凄く深い内容 とある魔術の禁書目録は最近知って、今かなりはまっている作品です。
短期間に五冊も小説読んだのは初めてです。そのくらい素晴らしい内容です。
妙なくらい評価が低いですが、正直自分には理解できません。
特にこの作者はいろんな心理描写を書くのが好きなようで、その内容は圧巻です。
特にこの五巻は凄く深い。この巻の主人公は一方通行だと言っても過言ではないです。
短編が四つ重なって一つの本になっているわけですが、一方通行編は傑作だと思います。
余りにも強すぎる力に自分の人生を狂わされ、またその力で罪を重ねてきた一方通行。
自分が救いようの無いクズだと自覚していて・・誰も傷つけたくないから絶対を求め、しかし誰かに救って欲しくて・・。
行き着いたのが、誰かを救えば自分も救われるんじゃないかという甘い考え。
一万人も殺した殺人鬼でも誰かを救いたいという気持ちが、一人の少女を救う。
一方通行の心の闇の深さと哀れさ、悲しさ・・短編なのにすべて詰まってます。
これを傑作といわずなんと言うのか・・。
この部分は是非アニメ化して貰いたい。
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[ コミック ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス) 1 (ガンガンコミックス)
・鎌池 和馬
【スクウェア・エニックス】
発売日: 2007-11-10
参考価格: 420 円(税込)
販売価格: 420 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・鎌池 和馬 ・近木野 中哉
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カスタマー平均評価: 4.5
面白かった アニメ見てたから漫画買ってみたwインデックス可愛いよインデックス 原作を知らない立場より 「科学」と「オカルト」。
「超能力」と「魔術」。
「無能力者」と「能力者」。
「幻想」と「現実」。
「学園都市」と「教会」 etc.
・・・といった、本作品を彩るキーワードの数々。
それらの一つ一つの言葉から生まれる「雰囲気」や、一対の言葉から創造される「世界観」、相反する言葉が交差する「物語」。
そういうものがすごく楽しめた作品です。
原作を知らずに読んでも、目に付く粗は少なからずありましたけどね。
でも繰り返し言うようですが、この作品の良さは「世界観」と「雰囲気」。
それを壊してしまうほどの「粗」ではないと思います。
また、原作未読でもストーリー展開に置いていかれることもなかった点は好印象。
以上をふまえて、私からの評価は☆4つ。
原作未読で読んでみました 絵は綺麗ですごく読みやすく、非常に魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。
ですが、原作未読でいきなり読み勧めると、一人一人のキャラクターの個性を掴める
ほどのエピソードがなく、誰に対しても感情移入しにくいのが難点です。
また、学園都市などの世界観も、おぼろげに把握は出来るのですが、何がウリなのか、
その世界観が物語の中でどういう働きをしているのかがいまいち分からず、別にこの
学園都市である理由を見つけにくいような気がしました。
もう少しエピソードを掘り下げて、テンポを落として展開してくれたら、原作未読派
も、この作品の世界観を楽しめるのになあと思いました。
なかなかです ラノベの漫画化で改悪が多い中この作品は中々の評価を得ています。
原作の一巻より構成が上手で絵も十分合格点。予備知識無しでも面白いです。
原作よりもいい 原作のラノベは設定やシナリオはいいのに表現力で非常に残念な結果になっていますが、
このコミック版はそれを十分に補間しておもしろい作品になっています。
きっと映像化して映える作品なのでしょう。
ラノベ1巻のラストシーンをどうよい方に修正してくれるかに期待です。
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[ 文庫 ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス)〈9〉 (電撃文庫)
・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
【メディアワークス】
発売日: 2006-04
参考価格: 599 円(税込)
販売価格: 599 円(税込)
( 通常5〜7日以内に発送 )
中古価格: 280円〜
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・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
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カスタマー平均評価: 4
9巻・10巻の表紙はセットで1枚の絵。込められた意味は深い。 大覇星祭のセット巻で、いわゆる前編です。
9巻・10巻の表紙の絵を並べてみて、注目してみようかと思う。
9巻が昼で10巻が夕方です。
9巻が超能力組で10巻が魔術師組です。
10巻の「告解の火曜」と「オリアナ・トムソン」が、
9巻の絵と合わせると、完全に包囲されているという絵なのだとわかる。という仕組み。
言い換えると、大覇星祭に参加してる人々が、大覇星祭に参加してない人達を包囲していて、
はっきり言って、9巻・10巻においての人々の位置関係の意味を解き明かしてるという構図ですね。
うがった見方をすると11巻以降も、本当に、このままの人間関係なのかどうかという不安と期待が入り混じるように計算されているのかもしれないですね。
たった1枚の表紙の絵ですが、なかなかどうして文字より語ってくれているのではないでしょうか。
こんなの単なる私の独断です。異論も当然あることでしょう。作者しかわからないことです。
とりあえず9巻・10巻を買って、それ以降も購読していただかないと、結論なんてわかるわけもないのです。
とにかく、これだけ注文の多い絵を見られて、どうのこうの言えたというこの時間を感謝し、星5つとします。
蛇足ながら、文章については星3つぐらいかもしれないですね。
体育祭 学園都市最大級行事「大覇星祭」。それは、学園都市に存在する全ての学校合同での体育祭であり、一般公開される。しかし、一般公開され、出入りのゆるくなった学園都市を利用して、謎の霊装の取引が行われるという。他の魔術結社を刺激しないため、またまた、上条当麻は魔術師との抗争に巻き込まれていくのであった...
今回は、いつものメンバープラス、新規の敵で、「通常コース」といった感じです。ただ、読むまで知りませんでしたが、前編でした。続きは10巻で...ということのようです。読むなら、セットで読みましょう。 ヒロインフラグ多すぎ 長編ゆえに登場したキャラクタが忘れられているという事はよくあるのですが、解説が挟まっている以上にキャラクタの独特な言葉遣いがストーリーを自然に思い出させてくれます。そして先を急がない徹底した前半の脱線ぶり。今回のヒロインを特定させない代わりにまんべんなく小話を挟んでいたので、途中で飽きずにするするっと読ませていただきました。 危うい時期、かな 質が落ちたというわけではないが、新しい展開を見せない。
シリーズとして、凡作に成り下がるかどうかの危うい時期が続いていると思う。
本書の内容としては、お祭りが始まって、それにまぎれた危機の発生偏といったところ。
しかし、この「危機」もどうにもパンチに欠ける。
敵方が策動はしているようなのだが印象がショボいのである。
敵方がちっとも成功しそうに見えないし、
仮に成功してしまっても、すぐに逆転できそうなヘボさがある。
あんまりこういう巻を続けていると、良くある超能力バトルドタバタラブコメの作品群に埋没してしまうと思うのだが・・・。
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[ 文庫 ]
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とある魔術の禁書目録(インデックス)〈8〉 (電撃文庫)
・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
【メディアワークス】
発売日: 2006-01
参考価格: 557 円(税込)
販売価格: 557 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 219円〜
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・鎌池 和馬 ・灰村 キヨタカ
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カスタマー平均評価: 3.5
予想より面白かった 今回の主人公はテレポート少女白井です。上条にはあまり期待しない方がいいです。
ですがアレなイメージのあった白井は予想以上の活躍でした。風紀委員の貫禄ですね。
3巻以来彼にマジ惚れの美琴(男を魅せた3巻の彼や5巻も考えれば当然ですが)はまたデレデレなのかと思えば、
さすが超電磁砲の「お姉様」です。カッコよかった。
何より2人の友情はとてもよかったです。やるときはやるんですね。
そして「彼」も登場です。あの事件以来どうなったのかがわかりますよ。
で、悪い点。1つめは単なる僕の希望ですけど・・
・上条にはもう少し活躍してほしかった。必死に頑張って彼のところに来た「彼女」のためにも。後日談は笑えましたが。
・なんか露出がやたら多い気がします。明らかにこんなにいらないでしょ。
・白井がタフすぎますよ。あんた上条ですか(笑) とりあえずほぼ一気に数時間で4?8巻を読了 読む人間として、このとある魔術の禁書目録(インデックス) (電撃文庫)シリーズはとりあえずここで一区切りです。一気読みしてみたところ、正に流し読みして文章の間違いまでを笑う本であると認識しました。これの認識は間違いなしです。さて、これからどうなるのでしょ? 見方として立つ天草式、インデックスの唯一のお友達、その他伏線がどう消化されるのか見所です。
しかし今巻はそんな期待を全く放置して間奏曲といった趣で、白井黒子風紀委員としてのお話。お約束で怪我してのた打ち回って、一寸言葉が多過ぎたり足りなかったりしています。まあ、面白いからいいのだけれど相変わらず駄文だ。ここから先はアニメになるか否か怪しいところだし、買うか否か考えもの。気分的には錬金術の世界とかを読んで楽しんだ方が有益であろうか? ―――等々思うところである。
蓋しこの作家、無駄にルビが多い。そしてルビが欲しいところにルビが無い。全然痒いところに手が届いていない。半端なことは止めれ。
黒子が主役 当麻が前面に出てこないと、気の抜けたコーラめいています(黒子ファンの方、ごめんなさい)。
まあそんなことはどうでもよく(よくないが)。
P247から始まるラフ画集が一番重要です。詳細は灰村キヨタカ氏の公式ウェブサイトでも閲覧できますが、ここでしか見れないモノもありますから。
……セーラー服姿の「鈴科百合子」て。いろんな意味で学園都市最強なお方だなあ。 主役は黒子 御坂美琴を「お姉さま」と慕う、空間移動能力を持つ少女、白井黒子。彼女は、都市の治安を守る『風紀委員』である。黒子が珍しく、美琴に放課後付き合ってもらえた、大事なその時に電話がかかり...
今まで、脇役だった黒子が主役の巻です。外伝じゃないの?という感じですが、一応、主人公の当麻もちょい役で出てきます。表紙のイラストが、7巻に引き続きピンク色の女の子二人で、一体これは何の本だ?という感じですが、黒子が、当麻なみに熱くなってます。そこまでしないといけないの?という気もしますが、その辺は、このシリーズ通してなので、OKなんでしょう。ただ、ちょっと黒子を見直すかも...
ただのお姉様好きでは終わらせない 表紙イラストの通り、主人公がすり替わっている1冊でした。ただの女子学園モノに終わらせず、そこに臨場感ある戦闘を組み合わせてくるところにキャラクタを甘やかさず成長を見つめる作者が垣間見えます。とはいえシリアスの合間に、挟み込んでくるメインでいてゲストなキャラ達が雰囲気を和らげてくれますが、ただいるだけではなくしっかり活躍するという、飾りは出さない方針は貫かれていたりして、過去の話のフォローでありながら、それだけで終わらせない所がいいですね。
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